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まずは
を使用した基本の音です。
BASIC(96kbMP3)
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次はキットの指定通りに組上げた
F-DRIVEの音です。
設定は前半がLEVEL3時
DRIVE9時、TONE1時の
ブースター的セッティングで
後半はLEVEL12時
DRIVE3時TONE1時と
歪みを深めにしてあります。
(以下セッティングは共通です。)
F-DRIVE ON(220kbMP3)
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次に抵抗を10kΩから
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6.8kΩに交換してみます。
抵抗6.8kΩ(213kbMP3)
歪みが多少増えました。
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先ほど換えた抵抗を元に戻し
0.047μFのコンデンサを
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0.01μFに換えてみます。
コンデンサ0.01μF(190kbMP3)
パキパキして歪が少なくなりました。
ブースター的に使用するなら
「これは良いかも。」と思いましたが
単体では歪みが弱いかもしれません。
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そこで、コンデンサは0.01μFのままで
抵抗を再び6.8kΩに換えてみます。
0.01μF&6.8kΩ(203kbMP3)
あまり歪みは増えませんでした。
私はブースター的に使用する事が多いので
0.01μFのトレブリーな感じが気に入りました。
抵抗値は、もう少し弾き比べてから
とりあえずの結論を出そうと思います。
さぁ次はオペアンプIC載せ換えです。
と思いましたがその前に
コンデンサと抵抗を元に戻し
ダイオードを1N914から
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1N60Aに換えてみました。
が、あまり歪まなくなりました。
この辺はまったくの暗中模索です。
目的のダイオードを見つけるという
技の難しさを改めて実感しました。
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そして今回一番興味のあった
オペアンプICの乗せ換えです。
一個100円前後の物を適当に
5個ほど集めてみました。
を使用した基本の音です。
F-DRIVE BYPASS(131kbMP3) |
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サウンドサンプルは
F-DRIVE LEVEL3時 DRIVE9時 TONE1時が
BOOST、そのままギター側のヴォリュームを
6まで絞ったものがCLEAN。
F-DRIVE LEVEL3時 DRIVE3時 TONE1時で
ギター側ボリューム10がHARDです。
まずはキット付属のNJM4558Dです。
BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)
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私は「ブルーズマン」なので2度と
同じように弾けないのですが参考資料と
言い訳しつつ次へ・・・
RC4558Pです。名称似てます。
同じ「4558」って書いてあります。
さて違いは、あるのでしょうか?
BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)
NJM4558Dよりもミドルがスッキリして
結果バランス良好になった気がします。
好きかも。 |
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TL082CPです。RC4558Pと同じ
Texas Instruments社製らしいです。
さてさて?
BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)
なんとなくコンプ感が強く均一な音に
なってしまった気がします。
もっと音のバラつきが
欲しいと思いました。
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LM1458Nです。
こいつは、どうでしょうか?
BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)
なかなか良いのですが
どことなく優等生的と言うか
癖が無いと言うか・・・ |
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LF353Nです。
購入時のガイドに「FET入力の定番品」と
書いてあったのですが、よく分かりません。
他のは違うの?と思いつつ・・・
BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)
高中低域のバランスが何となく
私の好みかもしれません。
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実験の結果、オペアンプICと音の関係性が
迷信でないことが分かりました。
しかし、エフェクター初心者の私には
どれも、それなりに聞こえてしまうと言うのが
正直なところです。
もちろん望みの音を見失っているわけではなく
選択肢の多さゆえの混乱と言うか。
オペアンプIC自体、他のパーツとの関連で
大きく性格を変えるらしいですし・・・
とりあえず、今回、参加してくれた
5選手をとっかえひっかえし
好みを探る時間を取ることにします。
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数日の間オペアンプICを吟味していたのですが、
結局「どれも良い」としか思えませんでした。
しばらく弾いていると耳が慣れ、
取り換えると新鮮に聞こえの繰り返しです。
そうなると、やはり「自分の求めている音を
今一度チェックしてみるしかありません。
私の場合、ストラトキャスターに求めるのは、
どのPUでも「ギャキーン」と鳴ること。
以前、線材を換えただけで
「ギャキーン」に近づいたのを思いだし、
ひとまずオペアンプICは休ませ
F-DRIVE線材変更に方向転換です。
たとえオーバードライブを使用しても
ストラトキャスターに求めるのは
「ギャキーン」なのです。 |
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キット付属の線材を外し
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「WE24AWG60’sシルクワイヤー単線」に
換えてみます。
本当かどうかは私には分かりませんが
1960年代の線らしいです。
ウェスタンエレクトリック社(WE)と
ベルデン社のヴィンテージワイヤーは、
とても人気があります。
私の場合エレクトリックギターで、
「人気の秘密」を垣間見ています。
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換えました。
直接、音声信号と関係なさそうな線は
そのままにしておきましたが。
すると、やはりと言うか、なんと言うか
「音激変」です。不思議ですけど・・・
高域が顕著に張り出してきました。
それと、いわゆる「音の分離」も
良くなった気がします。
その後オペアンプIC選定に戻ったのですが、
結論は出せませんでした。
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が、暫定チャンピオンとして
RC4558Pを選出してみました。
決め手は、もちろん「ギャキーン」度なのですが、
どれも甲乙付け難いんですよね・・・
F-DRIVE自体の設計も
優れていると思われますし。
セッティングの幅も広いですしね。
「このICオペアンプだとこうなるだろう」
なんて推理できるようになるのは
遠い先のようです。
それと大きな問題として
市販されているオーバードライブを
私自身ほとんど試したことがない
というのがありますし。
修行とは出直しの連続なり。
一から出直しますです。
暫定チャンピオン(770kbMP3) |
異臭の抵抗装着編 未だ見ぬ強豪装着編 知らぬが仏のカスタム編 |