異臭の抵抗装着編  未だ見ぬ強豪装着編  知らぬが仏のカスタム編

まずは
Guitar Fender STRTOCASTER 
MIDDLE PU
Amplifier VOX AD30VT BLACK 2x12
GAIN全開VOLUME全開
TREBLE3時,MIDDLE全開,BASS1時
Cables Honda Sound Works LOVE typeA
を使用した基本の音です。

BASIC(96kbMP3)
次はキットの指定通りに組上げた
F-DRIVEの音です。
設定は前半がLEVEL3時
DRIVE9時、TONE1時の
ブースター的セッティングで
後半はLEVEL12時
DRIVE3時TONE1時と
歪みを深めにしてあります。
(以下セッティングは共通です。)

F-DRIVE ON(220kbMP3)
次に抵抗を10kΩから
6.8kΩに交換してみます。

抵抗6.8kΩ(213kbMP3)

歪みが多少増えました。

先ほど換えた抵抗を元に戻し
0.047μFのコンデンサを
0.01μFに換えてみます。

コンデンサ0.01μF(190kbMP3)

パキパキして歪が少なくなりました。
ブースター的に使用するなら
「これは良いかも。」と思いましたが
単体では歪みが弱いかもしれません。

そこで、コンデンサは0.01μFのままで
抵抗を再び6.8kΩに換えてみます。

0.01μF&6.8kΩ(203kbMP3)

あまり歪みは増えませんでした。

私はブースター的に使用する事が多いので
0.01μFのトレブリーな感じが気に入りました。
抵抗値は、もう少し弾き比べてから
とりあえずの結論を出そうと思います。

さぁ次はオペアンプIC載せ換えです。

と思いましたがその前に
コンデンサと抵抗を元に戻し
ダイオードを1N914から
1N60Aに換えてみました。
が、あまり歪まなくなりました。
この辺はまったくの暗中模索です。
目的のダイオードを見つけるという
技の難しさを改めて実感しました。
そして今回一番興味のあった
オペアンプICの乗せ換えです。
一個100円前後の物を適当に
5個ほど集めてみました。
Guitar Fender STRTOCASTER 
MIDDLE PU
Amplifier VOX AD30VT BOUTIQUE CL
GAIN全開VOLUME全開
TREBLE2時,MIDDLE全開,BASS1時
Cables Honda Sound Works LOVE typeA
を使用した基本の音です。

F-DRIVE BYPASS(131kbMP3)
サウンドサンプルは
F-DRIVE LEVEL3時 DRIVE9時 TONE1時が
BOOST、そのままギター側のヴォリュームを
6まで絞ったものがCLEAN。
F-DRIVE LEVEL3時 DRIVE3時 TONE1時で
ギター側ボリューム10がHARDです。

まずはキット付属のNJM4558Dです。

BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)

私は「ブルーズマン」なので2度と
同じように弾けないのですが参考資料と
言い訳しつつ次へ・・・

RC4558Pです。名称似てます。
同じ「4558」って書いてあります。
さて違いは、あるのでしょうか?

BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)

NJM4558Dよりもミドルがスッキリして
結果バランス良好になった気がします。
好きかも。
TL082CPです。RC4558Pと同じ
Texas Instruments社製らしいです。
さてさて?

BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)

なんとなくコンプ感が強く均一な音に
なってしまった気がします。
もっと音のバラつきが
欲しいと思いました。
LM1458Nです。
こいつは、どうでしょうか?

BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)

なかなか良いのですが
どことなく優等生的と言うか
癖が無いと言うか・・・
LF353Nです。
購入時のガイドに「FET入力の定番品」と
書いてあったのですが、よく分かりません。
他のは違うの?と思いつつ・・・

BOOST(137kbMP3)
CLEAN(53kbMP3)
HARD(66kbMP3)

高中低域のバランスが何となく
私の好みかもしれません。

実験の結果、オペアンプICと音の関係性が
迷信でないことが分かりました。
しかし、エフェクター初心者の私には
どれも、それなりに聞こえてしまうと言うのが
正直なところです。
もちろん望みの音を見失っているわけではなく
選択肢の多さゆえの混乱と言うか。
オペアンプIC自体、他のパーツとの関連で
大きく性格を変えるらしいですし・・・

とりあえず、今回、参加してくれた
5選手をとっかえひっかえし
好みを探る時間を取ることにします。
数日の間オペアンプICを吟味していたのですが、
結局「どれも良い」としか思えませんでした。
しばらく弾いていると耳が慣れ、
取り換えると新鮮に聞こえの繰り返しです。
そうなると、やはり「自分の求めている音を
今一度チェックしてみるしかありません。
私の場合、ストラトキャスターに求めるのは、
どのPUでも「ギャキーン」と鳴ること。
以前、線材を換えただけで
「ギャキーン」に近づいたのを思いだし、
ひとまずオペアンプICは休ませ
F-DRIVE線材変更に方向転換です。

たとえオーバードライブを使用しても
ストラトキャスターに求めるのは
「ギャキーン」なのです
キット付属の線材を外し
「WE24AWG60’sシルクワイヤー単線」に
換えてみます。
本当かどうかは私には分かりませんが
1960年代の線らしいです。
ウェスタンエレクトリック社(WE)と
ベルデン社のヴィンテージワイヤーは、
とても人気があります。
私の場合エレクトリックギターで、
「人気の秘密」を垣間見ています。

換えました。
直接、音声信号と関係なさそうな線は
そのままにしておきましたが。
すると、やはりと言うか、なんと言うか
「音激変」です。不思議ですけど・・・
高域が顕著に張り出してきました。
それと、いわゆる「音の分離」も
良くなった気がします。

その後オペアンプIC選定に戻ったのですが、
結論は出せませんでした。

が、暫定チャンピオンとして
RC4558Pを選出してみました。
決め手は、もちろん「ギャキーン」度なのですが、
どれも甲乙付け難いんですよね・・・
F-DRIVE自体の設計も
優れていると思われますし。
セッティングの幅も広いですしね。
「このICオペアンプだとこうなるだろう」
なんて推理できるようになるのは
遠い先のようです。
それと大きな問題として
市販されているオーバードライブを
私自身ほとんど試したことがない
というのがありますし。

修行とは出直しの連続なり。
一から出直しますです。


暫定チャンピオン(770kbMP3)
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