序文
ある日、「誰でも作れるギター・エフェクター」というムックを見つけた。
エフェクターにあまり縁の無かった私であるが
「誰でも作れる」に過剰反応し即購入。
読めば読むほど「その気に」なっていく自分がいた。
特に著者である本多博之さんの音へのスタンスに興味を持った。
本多さんの言葉を信用すれば
「手先が不器用」なことなど、どうでもいいことらしい。
中学一年生になるまで靴紐さえ結べなかった私でも
大丈夫かも知れない。
しかし、パーツの知識など皆無に等しい
辺境の地から船出をするのだ。不安は多い。
そこで、本多さんのお店である
「Honda Sound Works」から製作キットを購入予約し
私の挑戦は始まった。
が、製作キット到着前に入院というトラブルが私を襲った。
しかし、見方を変えればチャンスである。
病院のベッドで「誰でも作れるギター・エフェクター」
「Fenderカタログ」「PRSカタログ」を
一ヶ月かけて熟読することができたのだ。
そして退院。
ついに私の挑戦は始まった。
製作記HP掲載を快諾していただいた本多博之さん、ありがとうございます。
現在、本多さんは「Honda Sound Works」では無く
「FAR EAST ELECTRIC」として活動されています。
本サイトは個人的な実験の記録です。
真似をして感電、火傷、裂傷等、
人体に多大な影響を被っても
当方は責任を負えません。
もちろん音に取り付かれて精神的苦痛を
引き起こされた方への責任も負えません。
良識的自己責任の範囲内でご参照ください。
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